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オリックス西、FA宣言なら争奪戦は必至! 先発が手薄なパ球団は?

今年、国内FA権を取得したオリックスの西勇輝投手。シーズンではリーグワーストの13敗を喫したものの、チームトップの10勝をマークした。

オリックス・西勇輝【写真:荒川祐史】
オリックス・西勇輝【写真:荒川祐史】

今季国内FA権を取得したオリックスの西はチームトップの10勝をマーク

 今年、国内FA権を取得したオリックスの西勇輝投手。シーズンではリーグワーストの13敗を喫したものの、チームトップの10勝をマークした。

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 西は、2008年ドラフト3位でオリックスに入団。3年目の11年に、プロ初勝利を含む10勝をマークすると、14年から3年連続で2桁勝利を挙げるなど、金子千尋投手とともに“2本柱”としてチームを支えた。2014年からの5年間では、金子の46勝を上回る47勝を記録している。

 故障にも強く、初めて規定投球回に到達した13年以降、規定投球回に乗らなかったのは2017年の1度だけ。1年間先発ローテーションとして計算ができ、チームにとっては非常にありがたい存在だ。今季は“打高投底”が顕著だっただけに、仮にFA権を行使するとなれば、喉から手が出るほど欲しい球団は多いだろう。

 パ・リーグ5球団に限定して、先発投手が手薄だった球団を見てみると、西武、ソフトバンク、ロッテが挙げられる。

 西武は今季リーグ優勝を果たしたものの、チーム防御率はリーグワーストの4.24。多和田真三郎投手がリーグ最多の16勝を挙げ、菊池雄星投手が3年連続2桁勝利を達成し、トレードで加入した榎田大樹投手が11勝を挙げたとはいえ、2年連続で実績を残した先発投手が少ない。また、エース・菊池は今オフ、ポスティングシステムを利用したメジャー挑戦が噂されている。仮に来季も日本でプレーするとしても、投手の層を厚くするべく、西武が動く可能性はある。

 ソフトバンクは先発投手の枚数は多いが、今季は故障や不振によって規定投球回に到達した投手が1人もいなかった。故障や不振による離脱が少なく、安定して先発ローテーションを任せられる西は、補強ポイントに合致している。

 リーグ5位のロッテは、今季の前半戦、ボルシンガー投手、石川歩投手の“2枚看板”が勝ち星を積み重ねたが、後半戦に入り失速。それとともにチームも、CS争いから脱落していった。涌井秀章投手がチームトップの150.2回を投げたが、後半戦に不振でファーム落ちを経験。二木康太投手、有吉優樹投手が台頭し、岩下大輝投手、種市篤暉投手といった未来の戦力となる投手も1軍デビューを果たしたが、来シーズンを通して先発で投げられるかは未知数な部分がある。

 西が国内FA権を行使したならば、間違いなく争奪戦が予想される。オリックス右腕の動向に今から目が離せない。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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