鷹・工藤監督、日本S開幕投手は千賀に託した「ウチのエース。彼しかいない」

会見を行ったソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
会見を行ったソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

監督会議で予告先発の採用に両監督が合意

 広島とソフトバンクが戦う「SMBC日本シリーズ2018」は27日、広島の本拠地マツダスタジアムで開幕する。セ・リーグを3年連続で制し34年ぶりの日本一を目指す広島と、パ・リーグ2位からCSを突破し2年連続の頂点を狙うソフトバンクの激突。第1戦前日の26日には、両チームがマツダスタジアムで練習を行い、広島の緒方孝市監督、ソフトバンクの工藤公康監督は会見を行った。

 この日行われた監督会議では、予告先発を採用することに両監督が合意。工藤監督は会見で「ウチは千賀滉大くんでいきます」と明言。右腕に託した理由を「開幕投手もそうですけど、ウチのチームのエースとして、中心でやってもらわないといけない投手。彼しかいない」と語った。

 日本シリーズ開幕を翌日に控え「いよいよだな、という思い。我々ホークスはこの日のためにクライマックスシリーズ を勝ち抜いてきた。リーグでは2位ではありますけど、ここまで来ることが出来た」と語る工藤監督。「チームは1つ、目指すものは日本一。みんな同じ思いで戦っていくことが大事」と、2年連続の日本一へ意気込みを語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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