Rソックス、驚異の逆転劇で世界一王手! 代打起用ズバリ 前田健太は4点献上

9回に登板したドジャース・前田健太【写真:AP】
9回に登板したドジャース・前田健太【写真:AP】

前田は9回2死満塁で登板も火消しに失敗

■Rソックス 9-6 ドジャース(日本時間28日・ロサンゼルス)

 第114回ワールドシリーズ第4戦が27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、レッドソックスが4点差を返す驚異の逆転劇を演じ、9-6でドジャースに勝利した。これで対戦成績は3勝1敗となり、レッドソックスは2013年以来5年ぶり世界一に王手をかけた。

 ドジャース左腕ヒル、レッドソックス左腕ロドリゲスの両先発が5回まで0-0の投手戦を展開。だが、6回裏にドジャースがプイグの左翼3ランなどで4点先制に成功する。前日は史上最長18回、7時間20分の死闘を制したドジャースが、勢いをそのままに2連勝するかと思われたが、今季メジャー最多108勝のレッドソックスが食らいついた。

 7回に2死一、二塁の好機を生むと、代打モアランドが右翼へ3ランを運んで1点差に詰め寄る。さらに、8回1死からピアースが、ドジャース守護神ジャンセンを捉え、同点ソロを左中間スタンドに叩き込んだ。

 さらに同点で迎えた9回。1死からホルトが左翼線いっぱいに入る二塁打を放つと、代打デバースが二遊間を破る中前適時打。さらに2死満塁の絶好機を作ると、ここでマウンドに上がった前田健太投手からピアースが右中間を破る走者一掃の二塁打などで4点を奪い、この回に一挙5点を勝ち越した。

 9回裏は守護神キンブレルが2点を失いながらも、何とか締めて勝利。コーラ監督の代打起用がピタリとハマる驚異の逆転劇で、敵地での勝利を手に入れた。

(Full-Count編集部)

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