西武の秋季練習がスタート 辻監督が訓示「来シーズンは始まっている」

西武が来季へ向けて秋季練習をスタートさせた【写真:岩国誠】
西武が来季へ向けて秋季練習をスタートさせた【写真:岩国誠】

リーグ制覇もCSはファイナルステージで敗退

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ敗退で日本シリーズ進出を逃した西武は29日、来季へ向けて、西武第二球場で秋季練習をスタートさせた。

 午前10時、辻発彦監督から「来シーズンは始まっている。この秋季練習は個々に取り組むものが全然違うので、自分の目的にあった練習をするように」との訓示を受けて、練習は始まった。

 初日のこの日は、辻監督や今季で引退した松井稼頭央氏らが見守る中、約1時間のウォーミングアップと投手野手に分かれてのキャッチボール。その後は各々が別々のメニューへ。菊池ら投手陣は、体幹強化トレーニングと、球場外へランニング。野手では、源田、外崎、山川が内野ノックを受けていたほか、秋山らがティーバッティングを行った。

 また、個別ではベテランの栗山が室内でマシン相手に約40分の打ち込みを行ったほか、全体練習終了後には、秋山、森、山川も室内で打ち込みを行い、思い思いに汗を流していた。リーグ優勝を果たしながらも、悔しいシーズンとなった今季の西武。来季への巻き返しはすでに始まっている。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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