鷹が連勝で2年連続日本一へあと2勝 本拠地での日本シリーズは11連勝

ソフトバンクが2連勝を飾った
ソフトバンクが2連勝を飾った

投手陣が広島打線を4安打に封じ、対戦成績を2勝1敗1分けに

■ソフトバンク 4-1 広島(31日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが2連勝で対戦成績を2勝1敗1分けとし、白星を先行させた。本拠地ヤフオクドームで行われた広島との日本シリーズ第4戦。3回に上林の2ランで先制すると、投手陣が広島の反撃を1点に封じ込めて逃げ切った。日本シリーズ本拠地11連勝とし、2年連続の日本一へ、あと2勝とした。

 2試合連続で先制点を奪った。3回、上林が右翼スタンド中段に飛び込む2ランを放ち、2点を先制。4回にはデスパイネが2試合連発となるソロを放ってリードを広げた。6回には柳田の右前安打、中村晃がヒットエンドランで右前安打を放ってチャンスを広げると、松田の代打として打席に立った長谷川勇が中前適時打を放って貴重な追加点を挙げた。

 先発の東浜は、鈴木に浴びたソロの1点に封じて5回1失点。6回をモイネロで凌ぐと、7回は武田、8回は嘉弥真が抑え、最後は守護神の森が締めくくった。本拠地に戻って2連勝とし、白星が先行。大きな1勝を掴んだ。

 広島は先発・野村が、一発に沈んだ。上林に2ラン、デスパイネにソロを浴びて4回3安打3失点で降板。6回には今村が追加点を奪われ、リードを広げられた。打線もソフトバンク投手陣の前に、わずか4安打。前夜の第3戦は、鷹打線を上回る16安打を放ったが、この日は元気がなかった。

(Full-Count編集部)

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