大谷翔平は3冠王カブレラに「匹敵」 エ軍新監督が改めて絶賛「別格の才能」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

オースマス新監督が地元ラジオに電話出演、大谷を高く評価「抜きんでている点は純粋なパワー」

 今季80勝82敗でア・リーグ西地区4位に終わったエンゼルスは、2000年からチームを指揮していたマイク・ソーシア前監督が退任し、ブラッド・オースマス氏が新監督に就任した。右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた大谷翔平投手は、来季は打者に専念する見込みとなっているが、新指揮官はその能力を改めて絶賛。3冠王に輝いた強打者に「匹敵する」と評価している。

 エンゼルスのGM補佐から新監督に就任したオースマス氏は「FOXスポーツ・ラジオ」に電話出演。その中で「体に怪我を抱えつつも、もの凄く素晴らしい活躍をしたショウヘイ・オオタニに対して十分に期待できることはどういったことですか?」との質問が出ると、二刀流右腕について語り始めた。

 まずは「医学的視点からいうと、ある程度慎重にプレーさせなければなりません。彼を危険にさらすようなことはしたくはありません」と言及。就任会見のときと同様、負傷予防のため無理は禁物だと明言した。打者に専念する来季、そして、二刀流復活となる2020年シーズンも無理のある起用法は避けることになりそうだ。その上で、新監督は大谷の能力を改めて絶賛した。

「彼は別格の才能を持っています。球団がテンピでスプリングトレーニングを行っているときに彼の様子を見ましたが、攻撃面に関して(周りより)抜きんでている点は、純粋なパワーです」

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