胴上げ投手は森! ホークス工藤監督が断言「最後は森くん。そこは迷わず」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

サファテの代役として37セーブ「最後にマウンドにいてほしい投手」

 2年連続の日本一に王手をかけたソフトバンクの工藤公康監督が、日本一を決める胴上げ投手を守護神の森唯斗投手に託すことを明言した。敵地マツダスタジアムに舞台を移して行われる運命の第6戦を翌日に控えた2日、先発投手陣がヤフオクドームで練習を行い、これを見守った工藤監督は「最後は森くん。そこは迷わず」と日本一決定の瞬間を守護神に任せる考えを示した。

 今季“キング・オブ・クローザー”ことデニス・サファテ投手が、股関節の手術のためシーズン序盤で離脱。その代役として、守護神の座を託されたのが森だった。オリックス増井との熾烈な争いの末に、37セーブをマークしてセーブ王のタイトルを獲得。公私ともに仲のいいサファテの愛称にちなみ、“クイーン・オブ・クローザー”と呼ばれるほどの活躍を見せた。

 それだけに工藤監督の信頼も厚い。「サファテがいない中で、彼が1年最後を締めてきた人間。心も体も成長してきた。みんなが、最後にマウンドにいてほしいと思う投手は森くんだと感じている」。2年連続の日本一へ。3日の第6戦、その瞬間は訪れるのだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY