ベストナインを予想する 巨人の若き主砲・岡本の初受賞なるか【セ編】

巨人・岡本和真【画像:(C)PLM】
巨人・岡本和真【画像:(C)PLM】

打撃成績の良い選手に贈られる傾向が強いベストナイン

 セ・リーグの2018年ベストナインについて、今シーズンの成績と照らし合わせながら見ていこう。

 ベストナインは、MLBでいう「シルバースラッガー賞」に相当する。MVP同様、記者投票で決まるが、一定の法則性がある。

1.投手を除いて、そのポジションで最も打撃成績が良い選手が選出されることが多い。
2.成績が同程度なら、出場試合数、打席数が多い選手が選出されることが多い。
3.投手は最も成績が良い先発投手が選出される。

 守備成績が良い選手は、ゴールデングラブ賞が贈られるため、野手のベストナインは主として打撃成績で評価される傾向が強い。

 各ポジションのRC上位3人を列挙してみた。RC(Run Create)は打者の総合指標で、安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味している。

 試合数は、トータルの試合数/そのポジションでの出場試合数。

一塁は岡本VSビシエド、遊撃は坂本VS田中の一騎打ち

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