【侍ジャパン】台湾戦の先発は中日・笠原! 稲葉監督が明言「左投手は重要」

会見を行った侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:福谷佑介】
会見を行った侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:福谷佑介】

アジアのライバルとの一戦に稲葉監督「勝っていかないと金メダルはない」

 野球日本代表「侍ジャパン」は、7日にヤフオクドームで「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」チャイニーズ・タイペイ戦を戦う。試合前日となる6日にはヤフオクドーム内で記者会見が行われ、侍ジャパンからは稲葉篤紀監督と、日本シリーズMVPに輝いた甲斐拓也捕手(ソフトバンク)が参加した。会見後、侍ジャパンはヤフオクドームで練習を行う。

 9日から始まる「2018日米野球」に先駆けて行われる一戦。同じアジアの強豪国を相手に戦う貴重な実戦の場となる。稲葉監督は「同じアジアの国でライバルの国と戦えるので、両国のレベルアップに繋げていければいい。チャイニーズ・タイペイはレベルが高く、技術のある選手も多い。やってみないと分からないと感じている。ライバルとして勝っていかないと、(東京五輪の)金メダルはないと思っている」と語った。

 チャイニーズ・タイペイ戦の先発マウンドは、笠原祥太郎投手(中日)に託すことを、稲葉監督は明言。抜擢の意図について、指揮官は「まずは左投手だということ。プレミア12、五輪と左投手が重要だなと考えている。あとは彼には特殊球、チェンジアップを持っている。それが国際舞台でどれだけ通用するか見てみたい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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