DeNAパットンにメジャー複数球団が興味 米記者が伝える「魅力を感じている」

DeNAのスペンサー・パットン【写真:荒川祐史】
DeNAのスペンサー・パットン【写真:荒川祐史】

2年目のシーズンを終えた右腕、MLB球団は日本での“成長“に期待か

 DeNAのスペンサー・パットン投手について、MLBの複数球団が興味を示していると米メディアが伝えている。来日2年目を終えたセットアッパーの去就は未定となっている。

 パットンは2014年にレンジャーズでメジャーデビュー後、2016年はカブスでプレー。メジャー通算52試合登板、3勝2敗7ホールド、防御率6.26の成績を残し、2017年にDeNAに移籍した。1年目から62試合に登板するなど、日本シリーズ進出に貢献。今季も、チームは4位に終わったが、パットンは58試合に登板した。

 NPBでは2シーズンで計120試合登板、9勝4敗7セーブ60ホールド、防御率2.64の好成績を残している右腕について、米メディア「ジ・アスレチック」のロバート・マリー記者は「日本で2シーズンプレーした元カブス/レンジャーズの右腕であるスペンサー・パットンが、複数のMLB球団から興味を注がれていると、関係者がジ・アスレチックに語った」とツイート。さらに、「各球団は、彼の球速の上昇と制球力の向上に加え、重要な局面での登板経験に魅力を感じている」と伝えた。

 今季、巨人で3年間プレーしてカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手がナ・リーグ最多の18勝(4敗)を挙げるなど大活躍。さらに、レッドソックスの世界一に貢献した元広島のブレイシア、元日本ハムのマーティン(レンジャーズ)、バース(カブス)、元ヤクルトのバーネット(レンジャーズ)らも日本球界での経験を経てメジャー復帰を果たし、ブルペンで奮闘している。MLB球団は日本でプレーする元メジャー投手に熱視線を送っているようだ。

(Full-Count編集部)

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