侍ジャパン稲葉監督、日米野球に「ワクワクしている」 “強肩捕手対決”にも期待

MLB選抜のマッティングリー監督と会見に登場した侍ジャパン・稲葉監督(右)【写真:Getty Images】
MLB選抜のマッティングリー監督と会見に登場した侍ジャパン・稲葉監督(右)【写真:Getty Images】

初選出メンバーには「これからの成長につなげてほしい」

 9日から始まる「2018日米野球」の公式記者会見が8日、都内で行われ、野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は「世界最強チーム、メジャーリーガーと対戦できるということで、私自身ワクワクしている」と目を輝かせた。

 今回は菊池涼介(広島)、山田哲人(ヤクルト)ら常連勢に加え、成田翔(ロッテ)、笠原祥太郎(中日)、森友哉(西武)らトップチーム初選出のフレッシュな顔ぶれが入り交じるチーム編成となった。稲葉監督は「ある程度、国際経験のある選手と、2年後(の五輪)を見据えて、MLB選手と対戦してこれからの成長につなげてほしいという選手と入れた融合チーム。その中でチームとして前に進みたい」と話し、この6試合で選手とチームの進化を促す。

「私自身ワクワクしている」とMLBオールスターチームとの対戦に興奮を隠さない指揮官が、特に楽しみにしているのは「キャッチャーの甲斐選手とモリーナ選手の強肩対決」だ。日本シリーズではMVPを獲得した甲斐が、膝つき二塁送球で楽々走者を刺すメジャー最高捕手モリーナの前で、“甲斐キャノン”を炸裂させるのか。また鉄壁の首位を誇る両捕手から、見事盗塁を決める韋駄天は現れるのか。9日から6試合、目が離せない好勝負が展開されそうだ。

(Full-Count編集部)

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