パワプロ・プロリーグ開幕! “伝統の一戦”で幕開け、レジェンドOBの姿も

谷繁氏、真中氏、黒木氏などレジェンドOBが解説に座る

 記念すべきメインスタジアムのパワプロ・プロリーグ開幕戦は、伝統の一戦の巨人対阪神が組まれ、開幕戦は、巨人を操作する「てぃーの選手」が完封勝利を収めたが、総合成績を1勝1敗1分けと、互角の戦いとなった。試合を彩る実況アナウンサーも各試合配置される。解説陣も、真中満、谷繁元信、多村仁志、黒木知宏、ギャオス内藤とNPBプロ野球で一線級に活躍した選手ばかりであり、観戦に来たファンも嬉しいポイントだ。

 当日会場は、入場無料ということもあり、多くの観客が訪れた。好きなプロ野球12球団のオフィシャルグッズ(ユニフォーム、帽子、マフラータオル、Tシャツ)を着用すると、特別観戦エリアが各球団のユニフォームに溢れていた。

 各球団のマスコットキャラクターも登場し、即席写真撮影会が会場外では起こっていた。また、すべての試合を1会場で行うため、各スタジアムを行き来することはもちろん、どこかのスタジアムのビックプレーが起こった時には、歓声が上がり、興味が掻き立てられる。ネット配信も行われており、会場にいながらも携帯を見つめる観客も見受けられた。

 特筆すべき点は、観客の年齢層が20代後半から30代、40代が多いことだ。男性のみならず、女性も多く訪れ、会場の大スクリーンを見ながら一喜一憂していた。10代の若い世代は少ない。

 アメリカでは、大手スポーツメディア社の多くが専用ページを作り、お隣の韓国は、eSportsで無類の強さを誇る。日本生まれのパワプロから始まったNPB主催のeBASEBALLはどのような展望を見せていくか注目したい。

(大森雄貴 / Yuki Omori)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY