大谷翔平、新人王なるか 13日発表、アンドゥハーと一騎打ち「間もなく判明」

「オオタニは投手としても打者としてもフルタイムでプレーできなかったため…」

 地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは月曜日に『ア・リーグ新人王受賞』を実現させる可能性がある」との見出しで特集。その中で「ショウヘイ・オオタニ、そしてエンゼルスファンにとって、かつては既定の結論のようだった(ア・リーグ新人王)受賞が実際に彼の手に渡るのかどうかが、間もなく判明することになる」と伝えている。

 ポイントに挙げてるのが、やはり故障による離脱。「シーズン開幕時点では、オオタニは有力候補とみなされていたけれども、肘の怪我により彼は投手として51回2/3登板のみに留まることを余儀なくされた。それにより、(二刀流の大谷とは異なる)従来のタイプの候補者たちにチャンスを与えることになった」。開幕当初の活躍を続けていれば新人王は確実だったが、投手としての出場機会が伸びなかったことで、アンドゥハーやもう1人の最終候補グレイバー・トーレスにも芽が出てきたとしている。

「オオタニはメジャーリーグ史上初となる、20本塁打と50奪三振を達成した選手となった。オオタニは投手としても打者としてもフルタイムでプレーできなかったため、打者としてフルシーズン貢献したアンドゥハーとは互角に渡り合っていないという意見もいくつかある」

 記事では、ライバル有利の声があることも認めつつ、アンドゥハーの守備が「平均以下」であることも指摘。どちらが受賞するのか、やはり蓋を開けてみないと分からない。

(Full-Count編集部)

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