強打のチームに犠打は必要なし!? 2018年セ・パ犠打ランキング

広島の菊池は今季30犠打で成功率は脅威の100%を記録

セ・リーグ

1菊池涼介(広)30犠打(139試合)
2梅野隆太郎(神)28犠打(132試合)
3京田陽太(中)26犠打(143試合)
4中村悠平(ヤ)22犠打(123試合)
5西浦直亨(ヤ)20犠打(138試合)
6植田海(神)18犠打(104試合)
7小林誠司(巨)16犠打(119試合)
8菅野智之(巨)14犠打(28試合)
9吉川尚輝(巨)13犠打(92試合)
10田中俊太(巨)10犠打(99試合)

 広島・菊池は犠打失敗なしの成功率100%、過去6年間で5回リーグ最多犠打。当代一の犠打の名手だ。阪神・梅野、ヤクルト・中村、巨人・小林と各球団の正捕手の名前があるのはパ・リーグと同様だが、巨人のエース菅野がリーグ8位の14犠打。菅野は16回バントを試みで、14回成功。成功率は.875と優秀だ。このほか、広島・大瀬良、ヤクルト・ブキャナンが9犠打。DeNA・東、濱口も8犠打。セ・リーグは投手もつなぐ打者として貢献している。

 地味な記録ではあるが、犠打は野球の変化を敏感に表す指標でもある。来季は犠打の数字はどのように変化するだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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