大谷新人王、アンドゥハー落選でヤ軍同僚たちは落胆「あり得ない」「マジか」

主砲ジャッジは冷静、アンドゥハーとトーレスを称賛

 ニューヨークのファンの一部は、昨オフの争奪戦でヤンキースを選ばなかった大谷にヤンキースタジアムでの試合でブーイングを浴びせるなど、常々批判的だった。そして、華麗な二刀流旋風を巻き起こした男が新人王争いでアンドゥハーに勝利したことで、投票結果に対する不満を露わにした。

 ヤンキースの宿敵レッドソックスの地元ボストンの放送局「NESN」(電子版)では、このグレゴリアスのツイッターの反応を取り上げ「オオタニがア・リーグ新人王を受賞したことに心打たれていないディディ・グレゴリアス」との見出しでレポート。「今シーズンのア・リーグ新人王に輝くチャンスが、ニューヨーク・ヤンキースの2名に残されていた。けれども、その栄誉はブロンクスに戻ってくることはない」「間違いなく不公平な判断がある一方で、あるヤンキースの人物は新人王の結果に正直喜んでいないのである」と伝えている。

 一方で、昨季新人王に輝いた主砲のアーロン・ジャッジ外野手は、インスタグラムで「この2人は何という(驚くべき)1年を過ごしたことだろう! 君たちのキャリアが進展していくのが待ちきれないよ」と投稿。最終候補に残っていたアンドゥハーとグレイバー・トーレス内野手の2人を改めて称えたが、4月に対戦した際に「(ジャッジが)一目惚れした」と地元メディアが伝えていた大谷については言及しなかった。

 いずれにしても、2年連続でヤンキースから新人王が誕生することを期待していたニューヨークの人々にとって、残念な結果となったことは確かなようだ。

(Full-Count編集部)

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