田中将大がビデオメッセージで語った松井稼との秘話 「どこに守ろうか、と」

ビデオメッセージに登場した田中将大【画像提供:(C)PLM】
ビデオメッセージに登場した田中将大【画像提供:(C)PLM】

松坂大輔は「僕の中では世界ナンバーワンのショート」

 10年ぶりにパ・リーグ優勝を果たした西武は23日、本拠地メットライフドームで「ライオンズサンクスフェスタ2018」を開催した。パ・リーグTVでも動画が公開されているイベントの最後には、今季限りで現役を引退し、2軍監督に就任した松井稼頭央外野手の引退セレモニーが行われた。

 本拠地メットライフドームのビジョンに映し出された松井稼のプロ入りからの功績を振り返った映像。ロッテの福浦和也内野手や巨人から自由契約となった上原浩治投手、東尾修氏らから贈られたビデオメッセージの中にヤンキースの田中将大投手、中日の松坂大輔投手も登場した。

 2013年に、松井稼とともに楽天を日本一に導いた田中。楽天でプレーした3年間を振り返り「自分がマウンドで投げている時に、僕にポジショニングを委ねてくれた。『どこに守ろうか?』と、そういうコミュニケーションの取り方をしたのは稼頭央さんしかいないので印象に残っています」とマル秘エピソードを披露し「そこに打たせられた喜び、快感はなんとも言えないものがありました」と語った。

「数々の良いプレーで失点を防いでいただいて、助かったゲームもたくさんありました。プレーを見られないのは残念な気持ちもありますけど、ライオンズの2軍監督をやられるということでユニホーム姿を見られるのを楽しみにしています」とメッセージを送り、大先輩を労った。

 西武時代にチームメートだった松坂は、松井稼頭央に憧れていた1人。この日のメッセージでも「野手だったら間違いなく松井稼頭央を目指していたと思います。それくらい世界ナンバーワンのショートストップでした」と語っていた。

【動画】西武・松井稼が引退セレモニー 田中将大がビデオメッセージで"秘話"を明かす

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