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まず覚えた日本の「挨拶」 オリ助っ人はいかに環境の変化に適応したのか

オリックスでの1シーズン目を終え、帰国中のカナダ出身左腕、アンドリュー・アルバース投手が、地元ラジオ局「スポーツネット」の番組に出演。日本、そして大阪での生活について語っている。

様々な日本の「挨拶」を覚えようと努める

 そして、アルバースが感銘を受けたのは、日本人の「挨拶」だという。

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「例えばビルのエレベーターで誰かに会った時に、挨拶をしてくれます。ロッカールームに入り、チームメートたちに挨拶すると、挨拶してくれるし、帰る時にも挨拶しないと失礼だと思われます。こうしたことは北米では少し失われてしまったものだと思いますが、日本ではとても重要なことなんです。素晴らしいことだと思いますし、感心しました」

 日本での「挨拶」の重要性を目の当たりにしたアルバースは、日本になじむため、まず「挨拶」を覚えることから始めたという。

「チームメートたちはすぐに挨拶に来てくれました。まず何と返事していいか学ばなければいけませんでした。『どの状況で何と言えばいいか分からないよ』と思いました。グッドモーニング、グッドアフタヌーンの表現がありますし、まだグッドナイトの日本語は知らないです。少しずつ学んでいます」

 いわゆる「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」(または「おやすみなさい」)といった日本語の挨拶のことだ。こうした使い分けは、外国人にとって母国語での表現がないものもあり、非常に難しいと言われるが、アルバースは、そんな状況もストレスとは感じていない。

「間違ったことを言ってもチームメートたちは理解してくれようとします。少し笑ったりはしていますけどね。あまり神経質にならずに、そういった部分も楽しみたいと思っています。他の言語を学ぶ時、発音が難しいですが、文化に馴染もうと努力すれば、周囲も理解してくれます」

 言葉の壁は、日本人がMLBに行っても、外国人がNPBに来ても同じこと。かつて孤高と呼ばれたイチローも、今ではチームメートを相手にジョークを飛ばし、大谷翔平も選手同士でたわいのない話をする時は、通訳なしで話しているという。アルバースがやっていることも、日本人メジャーリーガーと変わらない。異国での成功は、やはりコミュニケーション能力にかかっていると言っていいだろう。多少の困難はあったとしても、アルバースは心から大阪ライフを楽しんでいる。

(Full-Count編集部)

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