“メジャー最速男”が「ノンテンダーFA」に MLB公式「最も魅力的なFAの1人」

驚異的なスピードは守備でも魅力「外野でも価値がある」

 ハミルトンが一躍有名となったのは、2012年。前年に1Aで103盗塁を記録していたが、この年は1A+と2Aでシーズン計155盗塁をマーク。驚異的なスピードの持ち主として話題となった。翌2013年にメジャーデビューを果たすと、2014年からは4年連続50盗塁以上を記録。しかし、今季は34盗塁に終わっている。

 ただ、「Cut4」では「ハミルトンがどれほど速いかを知るために多くのハイライトを見る必要はないが、スタットキャストは彼のスピードを数値で表している。2018年の彼の平均スプリント速度は30.1フィート(約9.14メートル)/秒であり、2018年で4番目に速い平均速度であった。2018年シーズンで最速の二塁打と三塁打を記録している」と称賛している。

 また、メジャー通算で打率.245のハミルトンは「メジャーリーガーとして打席ではかなり苦戦している」としながらも「彼のスピードは走塁だけでなく、外野でも価値があると証明した」と指摘。センターの守備は一級品で、快足を生かした守備範囲の広さで今季も美技を連発していた。

「ハミルトンは完璧な選手からは程遠い。彼の打撃力不足は相当なものであり、一盗することはできないという表現もある。しかし、彼の世代を代表するスピードが失われない限り、ハミルトンは間違いなく多くのチームにとって魅力的な選手である。そして、日常的に彼が不可能なことをルーティンに見せるのを見るのが好きなファンにとっても常に魅力的な存在である」

 記事は、このように締めくくられている。FAとなったスピードスターの獲得に動く球団は少なくなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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