10年ぶりリーグVの西武が行った戦力整理…8選手が戦力外、3選手が引退
助っ人右腕はシーズン終了を待たずにウェーバー公示→退団
○玉村祐典投手(戦力外)
今季が4年目の23歳。1軍登板なし。敦賀気比高卒業後、1年間は無所属となり、1年後の2014年のドラフト4位で入団した。最速150キロ前後の真っ直ぐを武器としたが、今季はイースタン・リーグで16試合に登板し0勝4敗0セーブ、防御率6.69に終わり、1軍登板を果たせぬまま、戦力外通告を受けた。
○豊田拓矢投手(戦力外)
今季が5年目の31歳。通算45試合2勝2敗0セーブ0ホールド、防御率4.09。浦和学院高、上武大、社会人のTDKを経て2013年のドラフト3位で入団。1年目に34試合に投げて初勝利をマークしたが、その後は右肩の故障もあって出番は減少。今季は2年ぶりに1軍で2試合に登板したが、オフに戦力外となった。
○福倉健太郎投手(戦力外)
今季が5年目の27歳。通算11試合0勝0敗0セーブ、防御率5.85。鹿屋中央高から第一工大を経て、2014年のドラフト7位で西武に入団。2015年に1軍デビューを果たすと、2017年にはキャリア最多となる10試合に登板した。だが、今季は1軍昇格はなし。イースタン・リーグでは40試合に投げたものの、戦力外となった。
○坂田遼外野手(戦力外→現役引退)
今季が10年目。通算255試合735打数179安打21本塁打99打点、打率.244。横浜創学館高から函館大を経て、2008年のドラフト4位で西武に入団。ルーキーイヤーから1軍デビューにプロ初安打や初打点をマークし、2011年には71試合に出場した。左の代打としても起用されてきたが、今季は1軍出場なし。戦力外通告を受け、今季での現役引退を決断した。
○ニール・ワグナー投手(自由契約)
メッツ傘下から今季、西武に入団した右腕。開幕からセットアッパーの座を任されたが、36試合に投げて2勝1敗1セーブ9ホールド、防御率4.22に終わり、夏場に登録を抹消。そのままシーズン終了を待たずにウェーバー公示され、退団が決まった。
○藤澤亨明捕手(戦力外)
2012年に育成ドラフト1巡目で松本大から入団。2年目の7月に支配下選手契約となったが、1軍出場はなかった。今季はイースタン・リーグで63試合に出場。79打数11安打、打率.139に終わっていた。
○高橋朋己(戦力外→育成再契約)
○與座海人(戦力外→育成再契約)
(Full-Count編集部)