虎から移籍の鷹・松田遼は100万減 古巣との違いは「練習量」「選手の意識高い」

契約更改に臨んだソフトバンク・松田遼馬【写真:藤浦一都】
契約更改に臨んだソフトバンク・松田遼馬【写真:藤浦一都】

わずか2試合の登板に終わり「来年は日本一の輪に入れるように」

 ソフトバンクの松田遼馬投手が5日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円減の1400万円で契約を更改した(金額は推定)。今季、阪神からトレードで加入した右腕だったが、移籍後はわずか2試合の登板に終わり「途中から来て、2試合しか投げられていない。もっともっと投げられるようにしたい。今年の日本一はテレビで見ていたので、来年はその輪に入れるようにやりたい」と語った。

 飯田優也投手との交換トレードでソフトバンクに加入した松田遼。パ・リーグで常に優勝を争い、2年連続で日本一に立ったホークスと、古巣である阪神との違いを問われ「練習量もそうですし、選手1人1人の意識が高い。選手層も厚いですし、意識が高いというのは感じました。もっともっとやらないと、この厚い層に割ってはいれないという思いを持っています」と語った。

 秋季キャンプでは「体力の無さを痛感しました。ランニングの量が多いですし、ついていくのがやっとだった」と、自らの体力不足を痛感。オフの課題には体力強化を掲げた。1月には武田翔太投手とも自主トレも行う予定にしており「武田は活躍している投手。そういう人とやれるのはプラス。吸収したい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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