ジーター氏、マーリンズ再建へヒスパニック層に訴求強化 スペイン語勉強中

米国人とヒスパニックが交流できるよう教育を強化

 メキシコ湾、大西洋をはさんでキューバやバハマに近く、ヒスパニック系の人口が20%以上を占める土地柄のフロリダ。ジーター氏は、フロリダに根を下ろすため、現在スペイン語を勉強中だということを明らかにした。

「球団を引き継いだ時に伝えたことですが、ラテンアメリカやヒスパニックの選手がアメリカに渡ってくる時、彼らは英語が話せるものだと誰もが想定してしまうのです」と、米国人のヒスパニックに対する認識不足を指摘したジーター氏。「ラテンアメリカの選手たちが英語を学べるようにすることと、英語圏の選手たちがスペイン語を学べるようにしたいと考えています。少し時間をくれれば、次回はスペイン語で話しましょう」と、ヒスパニック層とのコミュニケーションを積極的にとっていく方針を強調。ちなみに、好きなスペイン語は「バター」を意味する「マンテキージャ」だという。

 私生活では、妻でモデルのハンナ・デービスさんが、2人目の子供を妊娠中。「その日が良い日でも悪い日でも、子供が駆け寄ってきて、笑顔を見せてくれれば、心が温かくなります。明るくて元気な小さい娘がいて、もう1人生まれてくることはとても誇らしいことです」と、ジーター氏は家族が増えることを心待ちにしていた。

(Full-Count編集部)

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