最下位から2位に躍進したヤクルトの戦力整理…7選手に戦力外を通告

大松、比屋根、鵜久森も戦力外に

○古野正人投手(戦力外→現役引退)
 2011年のドラフト6位で入団し、今季で7年目だった右腕。通算62試合9勝12敗0セーブ2ホールド、防御率5.30。報徳学園高から龍谷大、日産自動車、三菱重工神戸を経て入団。1年目は右肩痛で1軍登板なし。2年目に10試合に登板すると、徐々に登板数を増やし、2015年には先発、中継ぎ双方で計27試合に投げて4勝をマークした。2016年に右肩を故障し、オフに育成契約へ。今季途中に支配下に復帰し3年ぶりの勝利もマークしたが、オフに戦力外となった。

○大松尚逸内野手(戦力外)
 今季がプロ14年目だった長距離砲。金沢高、東海大を経て、2004年のドラフト5位でロッテに入団。左の大砲として2年目から頭角を現すと、4年目の2008年にはキャリアハイの24本塁打を放った。2009年は19本塁打、2010年も16本塁打を放ったが、その後は不振に。2016年にアキレス腱断裂の重傷を負い、その年のオフにロッテから戦力外通告を受けた。2017年に春季キャンプでの入団テストを経てヤクルトに入団。ヤクルトでは1年目に左の代打として94試合に出場し3本塁打を放ったが、今季の1軍出場はなしに終わり、戦力外となった。

○比屋根渉外野手(戦力外)
 今季が7年目。通算361試合685打数162安打4本塁打33打点50盗塁、打率.236。沖縄尚学高、城西大、日本製紙石巻を経て2011年のドラフト3位で入団。俊足を武器とし、1年目から走塁のスペシャリストとして活躍した。2015年にはキャリア最多の84試合に出場し、3本塁打も放ったが、今季はわずか4試合止まり。オフに戦力外通告を受けた。

○鵜久森淳志外野手(戦力外)
 今季プロ14年目を迎えた右の長距離砲。2004年のドラフト8位で済美高から日本ハムに入団。なかなか1軍定着を果たせないままに2015年オフに戦力外に。トライアウトを経てヤクルトへと入団し、2016年にはキャリア最多の46試合に出場して4本塁打を放った。昨季も45試合に出場したが、今季は19試合に出場機会が減少し戦力外となった。

○ジェイソン・ウルキデス投手(自由契約)
 メキシカンリーグのティファナから今季途中に加入した右腕。1軍登板はわずか5試合に終わり、0勝0敗0セーブ、防御率5.06でオフに自由契約となった。

(Full-Count編集部)

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