今オフは動きが早いメジャー 強打者ゴールドシュミットがカージナルス移籍

カージナルスへのトレード移籍が発表されたポール・ゴールドシュミット【写真:Getty Images】
カージナルスへのトレード移籍が発表されたポール・ゴールドシュミット【写真:Getty Images】

カージナルスからは3選手とドラフト指名権を譲渡へ

 カージナルスがダイヤモンドバックスの主砲ポール・ゴールドシュミット内野手を獲得したとMLB公式サイトが発表した。カージナルスからはルーク・ウィーバー投手、カーソン・ケリー捕手、そしてマイナーリーガーのアンディ・ヤング内野手が移り、来年のドラフト指名権が譲渡される。

 ゴールドシュミットは2013年にホームラン王、打点王の2冠に輝いている強打者。シルバー・スラッガー賞4度を誇り、今年まで6年連続でオールスター選出。また、MVP投票では2013、15年と2度、2位に入っている。2009年にダイヤモンドバックスからドラフト8巡目指名を受け、チームの「顔」として活躍してきたが、来季終了後にFAになる予定だった。

 今オフはすでにロビンソン・カノ内野手、エドウィン・ディアス投手がマリナーズからメッツに移籍する計7人の大型トレードが成立。また、ヤンキースはマリナーズのエース左腕ジェームズ・パクストンをトレードで獲得し、FA市場で投手としては最高評価を受けていた左腕パトリック・コービン(ダイヤモンドバックスFA)のナショナルズ加入が決まるなど、各球団の動きが早い。西武からポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指す菊池雄星投手の周囲もさらに慌ただしくなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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