菊池雄星はレンジャーズの補強候補No1 MLB公式番記者「獲得を優先する」

ポスティングによるメジャー挑戦を目指す菊池雄星【写真:荒川祐史】
ポスティングによるメジャー挑戦を目指す菊池雄星【写真:荒川祐史】

MLB公式でレンジャーズ番を務めるサリバン氏が読者の質問に回答

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す西武の菊池雄星投手。4日(日本時間5日)にメジャー全30球団との交渉が解禁されたが、レンジャーズが補強候補ナンバーワンに菊池の名前を挙げている可能性を、MLB公式サイトが伝えている。

 かつてダルビッシュ有投手(カブス)、上原浩治投手ら日本人メジャーリーガーが活躍したア・リーグ西地区の雄が再び日本人選手に乗り出そうとしている。MLB公式サイトでは「レンジャーズは大物フリーエージェントを狙うか?」と特集し、番記者のTR・サリバン氏が読者からの質問に応える質疑応答企画を実施した。

 その中でサリバン記者に対しファンから「レンジャーズが大物のフリーエージェントの補強を行うと考えていますか? ブライス・ハーパーやマニー・マチャド以外で、インパクトのある補強は実現するのでしょうか?」と質問が飛んだ。今季ア・リーグ西地区最下位に終わったレンジャーズ。強豪再建のため、FA補強はファンのオフの最大の注目ポイントになっているようだ。

 これに対し、サリバン記者は「もしも、レンジャーズがインパクトのある補強をこのオフに行うなら、彼らは日本人左腕、ユウセイ・キクチを獲得することを優先するでしょう。彼は火曜日に西武ライオンズからポスティングにかけられました」と回答。ジャイアンツ、パドレス、マリナーズ、ドジャースという西地区の球団が新天地候補に上がる中、地元メディアに対して、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMも菊池獲得の準備を進めていることを明言していた。

「レンジャーズは彼のことを、土台作りにおける素晴らしい補強になるとみています。けれども、昨年のショウヘイ・オオタニ同様に、競争は加熱するでしょう」と指摘し、昨年オフの大谷翔平投手のような争奪戦が展開されるとサリバン記者は分析している。2017年シーズン途中に移籍したダルビッシュ以来の日本人投手のテキサス上陸はあり得るのだろうか。

(Full-Count編集部)

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