韓国からの“逆輸入”スラッガーとなるか? 今季43発の大砲が米復帰を模索

パイレーツ時代のメル・ロハスJr.【写真:Getty Images】
パイレーツ時代のメル・ロハスJr.【写真:Getty Images】

KTウィズに所属し、今季は43本塁打114打点を記録

 韓国プロ野球で今季43本塁打を放ったスラッガーが、メジャーリーグ復帰を目指していると、米メディアが伝えている。韓国のKTウィズでプレーしていた元ブレーブス傘下のメル・ロハスJr.外野手。2017年途中にKTウィズに移籍し、2年目を迎えた今季は打率.305、リーグ2位タイの43本塁打、同じく7位タイの114打点をマークした。

 この日、米メディア「ジ・アスレチック」のコラムニストであるケン・ローゼンタール氏は自身のツイッターで「メル・ロハスJr.は今シーズンKBOで43本塁打、OPS.980を記録し、MLBでプレーする場を求めている」と速報。スイッチヒッターで外野の3ポジションをこなす28歳が米球界復帰を模索していることを伝えた。

 米球界から韓国球界を経て、再び米球界へと“逆輸入”され、花開いた選手として、ブルワーズのエリック・テームズ外野手の名が挙がる。テームズはアストロズから自由契約となり、2014年から韓国のNCダイノスに在籍。2年連続で40本塁打を放つなど3年間で124本塁打を打ち、2017年にブルワーズに入団。いきなり31本塁打を放った。

 ロハスJr.が“第2のテームズ”となり得るとして、ローゼンタール氏もテームズの韓国時代の成績を「エリック・テームズの韓国最終年の成績:40本塁打、OPSは1.106」と紹介。メル・ロハスJr.は米球界復帰の望みを叶えることができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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