親は1530安打の実力者…4歳児の広角打撃が凄い、MLB公式「ライナーを見よ」

アズドルバル・カブレラの息子リアム君の打撃をMLB公式サイトが称賛「ユニークな才能」

　フィリーズからFAとなっているアズドルバル・カブレラ内野手。インディアンス、メッツなどで通算12年間、1529試合出場し、1530安打＆162本塁打を記録している実力者だが、「ジュニア」もなかなかの“逸材”のようだ。

　大リーグ公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「家のリビングでアズドルバル・カブレラの息子が放つライナーを見よ」との見出しで、球宴に2度選出されたA・カブレラの息子、リアム君のトス打撃を公開。動画ではボールを下から上げる打撃マシンから、広角に打ち返す姿を捉えており、記事で「ほとんどの親は家の中で子供がボール遊びをすることに用心深くなるものだが、アズドルバルは4歳の息子・リアムにバットを振らせることに躊躇しない」と紹介。さらに、「父親は（引っ張る打撃の多い）「プルヒッター」だが、息子はあらゆる方向に打てるユニークな才能を持っている」と4歳児の打撃技術を称賛している。

　動画コーナー「Cut4」では、2歳だったリアム君がいわゆる“置きティー”からネットに向かって打球を飛ばす様子を紹介している。これまでメジャー球界では歴代7位の通算630本塁打をマークしたケン・グリフィーJr.をはじめ、現在は17年ナ・リーグ新人王のコーディ・ベリンジャー、米野球殿堂入りしたブラディミール・ゲレーロの息子でブルージェイズ傘下に所属するゲレーロJr.が話題となっている。

　この動画に映った4歳児が順調に成長すれば……。10数年後、A・カブレラの息子、リアム君がメジャーを沸かせる逸材となっている可能性は十分にありそうだ。