台湾ラミゴの名物応援団長はなぜ「ユニホーム&サングラス&ブーツ」なのか…
日ハム移籍の王柏融は「ミートできる領域が広いところがすごい」
応援団長として「ファンの熱い気持ちを応援で選手に伝え、選手が頑張っている姿をファンの人たちに伝えたい」と話す阿誠さん。日本の野球にも興味があるそうで、中田翔外野手(日本ハム)の豪快なホームランが好きだという。2016、17年シーズンに2年連続4割を記録、昨シーズンは3冠王にも輝いたチームの主砲、王が来シーズンから日本ハムでプレーするが、現地でも応援したいと笑顔を見せた。
「王選手は、ミートできる領域が広いところがすごいと思います。日本の野球もよく見ているので、来シーズンが楽しみです。日本に行って、現地で応援したいと思っています」
2年連続台湾一に輝いたラミゴモンキーズ。来シーズンは王が抜けるが、今のチームには若手選手が多く、これからが楽しみだと話す。
「長い間チームを見ていますが、今のチームは若い選手が多いです。特に今年が実質1年目だった20歳の廖健富(リャオ・ジェンフー)捕手は、シーズン後半に怪我で離脱するまで打率ランキングトップをキープしていました。これからの成長が楽しみです。また、ベテランと若い選手の距離が近く、コミュニケーションもとれています。来シーズン以降もラミゴの戦いに注目して欲しいです」
最後に日本の野球ファンに「日本の皆さんにラミゴモンキーズというチームに注目してもらい、たくさんの方に球場に足を運んでいただきたいと思います。空港からも距離が近く、アクセスも便利です。野球交流の機会が増えて、より密接になれればと思っています」とメッセージを送った。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)