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【林昌範の目】日ハムの来季キーマンは“意外”な選手? 「攻守で非常にポテンシャルが高い」

選手たちはオフシーズンに入りましたが、来季への戦いはすでに始まっています。どの球団も来年に向けての戦力整備を着々と進めています。今年は補強に大きく動いてるチームと現有戦力の底上げに重点を置くチームと大きく分かれている印象を受けます。

日本ハム・石井一成【写真:荒川祐史】
日本ハム・石井一成【写真:荒川祐史】

正二塁手候補は「石井選手、横尾選手、谷内選手…杉谷選手も入れておきましょう」

 選手たちはオフシーズンに入りましたが、来季への戦いはすでに始まっています。どの球団も来年に向けての戦力整備を着々と進めています。今年は補強に大きく動いてるチームと現有戦力の底上げに重点を置くチームと大きく分かれている印象を受けます。

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 個人的に興味深いのが日本ハムです。毎年のことですが戦力補強が非常にうまいイメージがあります。ドラフトでは将来のエース候補として吉田輝星投手や有望な高校生たちを大量に獲得。新外国人に前カブスの158キロ右腕・ハンコック投手、台湾のスーパースター・王柏融外野手、トレードでヤクルトの中継ぎとして長年活躍してきた秋吉亮投手、内野ならどこでも守れる谷内亮太内野手を獲得しました。

 今年の戦いを見ているとウィークポイントは先発陣となかなか固定できなかった二塁だったように思います。この点で投手の核として、オリックスから移籍してきた金子弌大投手の加入は非常にプラスに思います。2桁勝利をマークする力は十分に持っていますが、チームにもたらすメリットはそれだけではありません。投球術、マウンドさばきなど若手投手たちのお手本になるのではないかと思います。

 あとは二塁が固まれば安定感のある戦いができるのではないでしょうか。個人的に注目しているのは石井一成選手です。彼には首脳陣の期待も大きく新人の昨年は114試合出場しましたが、今年は結果を残せず69試合の出場と大幅に減らしました。攻守で非常にポテンシャルが高い選手です。石井選手が二塁で結果を残せば、長打力が武器の横尾俊建選手を守備の負担の少ない三塁に回せるなど起用法も広がります。個人的には来季の日本ハムのカギを握る選手だと思います(杉谷選手も二塁のレギュラーを取ると叫んでいますが……笑)。

 二塁は田中賢介選手が長年レギュラーとして活躍してきました。壁は高いですが優勝するためには、センターラインの二塁は重要なポジションです。今季60試合出場で7本塁打と飛躍した渡辺諒内野手もレギュラーの有力候補です。石井選手、横尾選手、谷内選手、あとは……杉谷選手も入れておきましょう。ファンの皆様も熾烈なポジション争いに注目して頂いたら面白いかもしれません。(元巨人、日本ハム、DeNA投手)

文/構成 インプレッション・平尾類

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