ソフトバンク和田、3億円の大幅減でサイン 松坂の復活に「勇気付けられた」
今季は左肩痛の影響で1軍登板なしに終わる
ソフトバンクの和田毅投手が18日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3億円ダウンの年俸1億円プラス出来高で契約を更改した。交渉後の会見では「半分以上はいきましたね。またチームから来年は肩を治して戦力として計算してるからと言っていただいた。その言葉に救われました。契約してもらえるだけで感謝」と語った。(金額は推定)
MLBのカブスから自由契約となった2015年オフに古巣のソフトバンクと3年契約を締結。その3年目となる今季は開幕前に左肩痛を発症し、1軍登板なしに終わった。3年契約を満了し、来季は 1年契約で出直しをはかることになった。
今オフは杉内や村田、後藤ら同世代の“松坂世代”が数多く現役を引退し「自分も(引退が)頭をよぎった」という。その中で、今季は松坂大輔投手が右肩の怪我から復活を遂げ「大輔があれだけの怪我から復活して投げているのを見て、勇気付けられたし、何とか自分も元のように投げられるようになりたいと思った」と復活への思いを強く持った。2018年苦しんだ男は、左肩痛からの復活を目指す。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)