首位打者・内川、本塁打王・村田を輩出も最下位 2008年横浜を振り返ると…

場当たり的な投手起用 開幕投手の寺原がクローザーに

○投手陣 防御率の横の()は順位

先 三浦大輔(35歳) 21登7勝10敗 0SV 0HD 144回 防御率3.56(9)
先 M.ウッド(28歳) 26登3勝12敗 0SV 0HD 136回1/3 防御率4.69
先 小林太志(25歳) 31登6勝5敗 1SV 0HD 128回2/3 防御率4.41
兼 吉見祐治(30歳) 41登3勝6敗 0SV 7HD 86回2/3 防御率5.30
兼 那須野巧(26歳) 22登5勝12敗 0SV 0HD 80回2/3 防御率6.47
兼 桑原謙太朗(23歳) 30登3勝6敗 0SV 1HD 76回 防御率4.74
中 横山道哉(31歳) 51登3勝5敗 0SV 11HD 58回2/3 防御率3.22
中 真田裕貴(24歳) 26登2勝4敗 0SV 3HD 51回1/3 防御率4.91
中 小山田保裕(32歳) 39登3勝4敗 0SV 5HD 47回1/3 防御率3.80
中 石井裕也(27歳) 35登2勝0敗 0SV 14HD 45回1/3 防御率2.38
抑 寺原隼人(25歳) 41登3勝9敗 22SV 1HD 71回 防御率3.30

※兼は、先発、中継ぎの兼任

 2桁勝利はなし。ハマの番長こと三浦大輔の7勝が勝ち頭。ウッド、小林まではローテを維持したが、あとは調子のよい投手を救援から先発に回していた。

 救援陣もパッとしなかった。シーズン中に中日からトレードで移籍した石井裕也が好投した程度。後半戦はクローザーとなった寺原は、なんと開幕投手だった。大矢監督の要請で4月下旬に抑えに回ったが、こうした行き当たりばったりの投手起用が、チームを混迷させたと言ってよいだろう。

石川以外のレギュラーは移籍か引退 ドラフト指名選手も現役は1人だけ

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