二刀流で米国を変える大谷翔平、地元紙が「最も影響力ある100人」に選出

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

投手としては「スタジアムを毎回満員に」、打っても「危険な打者」

 メジャーデビュー1年目で圧巻の活躍を見せ、ア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、OPS(出塁率+長打率).925、10盗塁、投手としても10試合に投げ、4勝2敗、防御率3.31、51回2/3で63奪三振をマークした。大谷が米国を沸かせたことで、すでに米球界には二刀流の選手が増え始めている。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「2018年に最も影響力のあった人物:オレンジカウンティにおけるインフルエンサーのトップ100を紹介」と題した特集を掲載。「影響力のある100人」の中に「ショウヘイ・オオタニ」も選出されている。

 記事では「オレンジカウンティには、ホームレス撲滅に取り組む人、億万長者の慈善家、ベーブ・ルース以来最高とも言えるかもしれない二刀流選手など、多くのインフルエンサーたちがいる。オレンジカウンティ・レジスターはオレンジカウンティで最も影響力のある人物トップ100を選出した」と言及。さらに「今年を象徴する人たちに注目し、新顔を含めようとした」として、「毎年影響力がある」マイク・トラウト外野手は入らなかったものの、大谷は選出したと付け加えている。

 大谷を「影響力のある100人」に選出した理由については「エンゼルスのスーパースターは日本から最初にやって来た時に大きな話題となり、今季序盤に登板した時はエンゼルスタジアムを毎回満員にした」と、まずは地元での絶大な人気ぶりについて説明。そして、「アメリカン・リーグの新人王は危険な打者でもあり、ベーブ・ルース以来、1シーズンで50イニング以上投げ、15本塁打以上放った最初の選手となった」と、プレーヤーとしても高く評価している。

 今季終了後にトミー・ジョン手術を受けたため、来季は打者に専念する予定の大谷。再び大きな影響力を見せるシーズンとなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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