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バット操作、ニッチロー、毎日やること… 子供達の質問にイチローはどう答えたか?

マリナーズの会長付き特別補佐を務めるイチロー外野手が23日、故郷の愛知県西春日井郡豊山町で行われた「第23回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席。子供たちからの質問にも真剣に答え、“ど直球”質問には回答に窮する場面もあった。

イチロー杯閉会式で子どもたちにメッセージを送ったマリナーズ・イチロー【写真:福谷佑介】
イチロー杯閉会式で子どもたちにメッセージを送ったマリナーズ・イチロー【写真:福谷佑介】

イチロー杯の閉会式に大会長として出席、質問に答える

 マリナーズの会長付き特別補佐を務めるイチロー外野手が23日、故郷の愛知県西春日井郡豊山町で行われた「第23回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席。子供たちからの質問にも真剣に答え、“ど直球”質問には回答に窮する場面もあった。

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 まず、最初に飛び出した質問は「毎日必ずやっていることはなんですか?」だった。この質問への回答にイチローは悪戦苦闘。「毎日僕がカレーを食べていると、みんな思っているみたいだけど、それは違います。毎日食べていた時期もありますけど、あれは事実と反するので、365日食べているわけではありません」と話し、会場の笑いを誘った。

 その後は「毎日してること、なんだろうな……。えぇ……。子供達の質問は直球過ぎて答えづらい。大人の質問には慣れているんだけどね……。なんだろう、毎日してること……」と、沈黙が続き、会場には再び笑いが。「練習はできない日もあるから毎日ではないし……。今日1日楽しく過ごそう!って毎日思っている。大人になると、ストレスばっかり。毎日過ごすことが目標みたいになる」と回答。「具体的に何かしていることとなると…」と戸惑い、子供への逆質問で返ってきた「柔軟体操」にも「柔軟も、毎日してるとは言えないんだよな……」と苦笑い。最後は「考えときます」と締めた。

 続いての質問は「お笑い芸人のニッチローさんをどう思いますか?」という、なかなかトリッキーな質問に。これには「あの人会ったことないんだけど、3000本を間近にした時に……。あーでも、これ言えないやつだなー。結構言いたいことあるんですけどね」と、何やら意味深な発言。モノマネのクオリティーの高さは「僕もね何度か見たことはあるんですよね。モノマネって普通は大げさにする、大袈裟にして面白くする。そのままやって、それで面白いというのは稀なケースだと思う」と認めつつ「本当に言いたいことは、後で言います。マイク使って言えない」と会場に報道陣もいたことで口をつぐんだ。

 次は「バットコントロールの秘訣はなんですか?」と野球に関する質問が。これに対しては「これは結構聞かれるんだけど、僕、高校時代は誰よりも練習しなかった。しているイメージ、誰よりもやってなかった。上級生になってからは、サボろうと思ったらサボれる」と“練習の虫”として有名なイチローにとっては珍しいエピソードを披露。

 ただ、続いて「なんでかと言うと、プロ野球に入ってからのことを考えていたからなんだけど……あ、でもこれも良くない、良くない話だな……」と、そのワケについては“自粛”。「みんなくらいの年齢の時は誰よりも練習していた。毎日365日のうち365日練習をやっていた、その時は。その頃の感覚、感触は今でも残っている。バットコントロールはその時に身についたものだと思っているので、みんなくらいの年齢で頑張るのはとっても大事だと思います」と、子供の頃のたゆまぬ努力の積み重ねが、卓越したバットコントロールに繋がったとし、子供の頃の努力の大切さを説いた。

 そして、最後の質問は「高校を卒業したらプロに行くので、イチロー選手と対戦したいので、それまでプレーしていますか?」というもの。かなりの“直球”質問に、イチローも思わず「おーい! 直球きたねー!」と笑み。さらに「でもいいよ、その決意表明好きだよ。さっきも言ったけど、できると思っていてもできるとは限らないけど、できないと思ったら絶対にできないから、いまの宣言は凄い好き」と、まずは質問した子供を褒めた。

 ただ、「日本ではないと思っています」と日本球界復帰の可能性はやんわりと否定。「できるだけ頑張りますけどね。チームスポーツだからね。メンバーに入れるかはチームの状態によるから」と語り「アメリカで待ってます。最短で18歳だから、あと6年でしょ。僕が51歳でしょ、良い番号だね。51までできたら良いけどね」と答えていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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