ホークス川島が現状維持サイン 報道陣に気遣い「さ、早く終わりましょう」
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契約更改ではベンチ拡充を要望「僕はベンチの主役ですからね」
24日、ソフトバンクが契約更改を行い、来季が2年契約の2年目となる川島慶三内野手が現状維持の推定年俸7000万円+出来高でサインした。
今季の川島は、相手先発が左腕の試合で切り込み隊長としてスタメン出場するなど、91試合で打率.268(対左腕の打率.286)、3本塁打、16打点の成績を収めた。
「球団からは、プレー面では期待感以上のものを出してくれたと言っていただきましたし、ベンチ内でよくまとめてくれたとも言っていただきました。僕としては、やってやった感はないですし、普通のことをしただけです」
昨年オフにFA権を行使せず2年契約を結んでおり、交渉では球団に対してベンチの拡充を要望した。川島は「僕はベンチの主役ですからね」と笑いながら、「今すぐには無理でしょうけど、もうちょっと広ければ僕も動きやすい。あと床はきれいにしてほしいということも言いました」とした。
来季については「また開幕から1軍にいられるように。1軍にいないと結果はついてこないですから、そのためにしっかりと準備していきたいと思います」と意欲的。そして最後は「今日(の契約更改)は僕だけなんでしょ? ホント申し訳ない。さ、早く終わりましょう」と、報道陣への気遣いも忘れなかった。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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