前田健太のチェンジアップは米NO1! 全先発投手でベスト被打率と公式特集

ドジャース・前田健太【写真:AP】
ドジャース・前田健太【写真:AP】

CY賞デグロムとシャーザーを抑えて堂々トップ

 今季もメジャーではさまざまな名勝負が繰り広げられたが、打者が放つ胸のすくような大ホームランと並び、強打者に為す術もなくバットで空を斬らせる投手のピッチングに大興奮したファンも多いだろう。かつてマリアーノ・リベラが魔球とも言えるカットボールを操ったように、打者が指一本触れることのできない“魔球”がある。MLB公式サイトでは「2018年、最も攻略しづらかった球種」と題した特集を展開。そのチェンジアップ(先発部門)で堂々の1位に輝いたのが、ドジャース前田健太投手だった。

 特集では、フォーシーム、ツーシーム/シンカー、カッター/スライダー、カーブ、チェンジアップの5球種を先発部門と救援部門の2つにわけ、被打率が低かった順に5投手を紹介。フォーシームとツーシーム/シンカーは300球以上、それ以外の球種は250球以上投げた投手が対象となる中、前田はチェンジアップの被打率.164で堂々の1位に輝いた。

 寸評では、日本人右腕がスプリングトレーニングでチェンジアップの握りを変えたことに言及。「新しい握りが、シーズンが進むに連れてより効果を増したことが明らかだ」と評価。前田がチェンジアップの奪三振率(47.6%)でメジャー第4位にランクインしたことも紹介し、「この球種がいかに素晴らしいか物語っている」と絶賛している。

 前田はシーズン終了直後に、今季進化させたチェンジアップへの手応えを語るなど、さらなる自信を深めた球種だったが、データの上でも効果が裏付けられた形になった。

 チェンジアップ(先発部門)には、2位にジョー・マスグローブ(.188、パイレーツ)、3位にジェイコブ・デグロム(.195、メッツ)、4位にスティーブン・ストラスバーグ(.196、ナショナルズ)、5位にマックス・シャーザー(.200、ナショナルズ)と続いている。

 今季はシーズン途中から救援に転向した前田だが、来季は先発として勝負することを明言。メジャーNO1に認定されたチェンジアップを武器に、先発として勝利を積み重ねたい。

(Full-Count編集部)

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