大谷と新人王争ったアンドゥハー、来夏放出も? 7月の投手陣の状態次第か

ヤンキースのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】
ヤンキースのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】

新人王争いでは大谷に敗れるも選手間投票で高評価「アンドゥハーはどうなる?」

 新人王争いではエンゼルスの大谷翔平投手に敗れたものの、149試合出場で打率.297、27本塁打、97打点と堂々たる成績を残したヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手。選手間投票で決まる選手会発表の“新人王”「アウトスタンディング・ルーキー」に大谷を破って選出されるなど、評価を大きく上げた1年となった。ただ、今オフからトレード候補の一人との声は根強く、米メディアは来季途中での放出の可能性もあると指摘している。

 アンドゥハーの来季について特集記事を組んだのは球団公式サイト。MLB公式サイトのヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者が、読者の質問に応える形式の特集を掲載している。タイトルは「2019年のヤンキースのアンドゥハー起用法」。強打が売りながら、三塁の守備に大きな問題を抱える23歳は、どのような形で使われることになるのか。

 ホック記者に届いた読者の質問は「もしヤンキースがマチャドと契約したら、アンドゥハーはどうなりますか?トレード要員としてあなたは考えていますか?それとも、一塁転向の可能性はありますか?」。ヤンキースは、FA市場最大の目玉の一人であるマニー・マチャド内野手の獲得に動いている。今季は主に本職の遊撃でプレーしたマチャドだが、メジャーデビュー後は三塁手でスター選手としての地位を確立してきた。

 右肘のトミー・ジョン手術を受けた正遊撃手のグレゴリアスが来季開幕に不在となるヤンキースは、マチャドを獲得できたらまずは遊撃で起用する見込み。グレゴリアスが6月以降に復帰したらマチャドを三塁にスライドさせる可能性が高い。となると、アンドゥハーがはじき出される格好となる。

先発陣の健康状態次第? 「アンドゥハーがトレード要員で必要性を満たすことも」

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