同年2度のサイクル達成、1試合10打点も…2018年の偉大な記録【MLB打者編】

ベッツは史上62人目の「30-30」を記録

○ムーキー・ベッツ(レッドソックス)トリプルスリーを記録

打率.346、32本塁打、30盗塁

 史上27人目だが、MLBではトリプルスリーという概念はなく、ベッツは史上62人目の「30-30(30本塁打30盗塁)」として注目された。

○マーク・レイノルズ(ナショナルズ)1試合10打点
 7月7日のメッツ戦に「6番・一塁」で先発し、5打席全てで打点を挙げた。

2回左翼本塁打(2打点)
4回左翼二塁打(1打点)
5回左前打(2打点)
6回左中間本塁打(3打点)
7回三塁内野安打(2打点)

○フアン・ソト(ナショナルズ)10代選手の20本塁打
 10代の選手が20本塁打を達成したの、史上3人目の出来事だった。コリグリアロ、ハーパーはともに後年、本塁打王になっている。ソトも大いに期待できるだろう。

1964年 トニー・コリグリアロ(レッドソックス)24本塁打
2012年 ブライス・ハーパー(ナショナルズ)22本塁打
2018年 ファン・ソト(ナショナルズ)20本塁打

 今季もスケールの大きな記録が続出した。来季もさまざまな記録の誕生を期待したい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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