大谷翔平、MLB公式「2018年の出来事9選」で筆頭に登場「オオタニは本物だ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

二刀流の衝撃にMLB公式も「不可能なほど高いところからキャリアをスタートした」

 メジャー1年目から圧巻のパフォーマンスを見せたエンゼルスの大谷翔平投手が、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」で「忘れないであろう2018年のストーリー9つ」に選出された。米国を沸かせ、新人王に輝いた二刀流のインパクトはやはり大きかった。

 大谷は昨季、投手として10試合に投げ、4勝2敗、防御率3.31、51回2/3で63奪三振をマーク。当初は投手より評価の低かった打者としても104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、OPS(出塁率+長打率).925、10盗塁を記録した。2度の右肘靭帯損傷があり、シーズン後半はほぼ打者として出場したものの、開幕当初は二刀流で大活躍。開幕前には少なくなかった批判の声を封じ込め、さらに称賛に変えて見せた。

「忘れないであろう2018年のストーリー9つ」と題した特集記事で、大谷を筆頭で取り上げた「Cut4」は「我々はハイライト、成績、そしてほとんどすべてのMLB球団が彼と契約しようと熱心になっているのを見た。しかし、理解には及ばない。彼は投げて打つことができる。しかし、メジャーリ―グでこれを成功させている者はいないはずだ。このような選手は一世代にひとりの選手ではない。一生に一人の選手だ」と称えている。

 開幕後の活躍についても「始まると、我々は気がついた。オオタニは本物だと。そして彼は素晴らしいと」と絶賛。肘の故障があったにもかかわらず、「オオタニは不可能なほど高いところから、メジャーのキャリアをスタートした……そして決して落ちることはなかった」と、ただただ褒めている。

 二刀流・大谷のデビューは、まさにメジャーの歴史に刻まれる出来事だった。

(Full-Count編集部)

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