99年前にヤ軍移籍のベーブ・ルース　MLB公式公開の当時の練習法動画が話題に

99年前の1月3日にレッドソックスからヤンキースへのトレードが決定

　2019年が幕を開け、新たな1年がスタートした。日本では4月30日を最後に「平成」が終わり、新元号での新たな時代が始まる。2018年はエンゼルスの大谷翔平投手が二刀流を武器に、日本に限らず、アメリカにも旋風を巻き起こし大きな注目を集めた。

　その二刀流の活躍とともに、何かにつけて名前が挙がるのがベーブ・ルース。その“野球の神様”にとって、そして米球界の歴史において、99年前の1月3日（日本時間4日）は大きな1日となっていた。

　それが、レッドソックスに在籍していたルースの宿敵ヤンキースへのトレード移籍。「バンビーノの呪い」の発端となった移籍劇で、この日、MLB公式ツイッターも「99年前、ヤンキースがベーブ・ルースを獲得」と投稿した。さらに「言わずもがな、調整法はこの時代から変わってきている」として、“歴史を感じさせる”白黒の映像を公開した。
　
　この白黒の映像では、ルース現役時代のトレーニング風景が収められている。コーチと思しき人物がルースの腹にメディスンボールのようなものを押し付けたり、コーチ自らがお腹に乗っかったところ、ルースが怒ったり、といた内容になっている。

　この時代の移り変わりを感じさせる動画にファンも反応。

「トレーニングしているのはどっちだ……」

「ベーブ・ルースは野球する体つきじゃないな。彼の体は野球ボールだ」

「新年の誓いとして、僕はこのベーブ・ルースのトレーニングを始めたよ」

「非現実的だ」

「僕もジムでやっているよ」

「彼は今日に至ってもビーストだ」

「ベーブがクロスフィットをしている姿は想像できない」

「クレージー」

「お腹を細くするための最も奇妙な方法だ……!!!」

　今ではちょっと首を傾げてしまうような、はるか昔のトレーニングが話題となっていた。