12球団の助っ人陣容どうなった? 最多は巨人の8人、最少はロッテの3人

今季から巨人に加入するライアン・クック(左)とクリスチャン・ビヤヌエバ【写真:Getty Images】
今季から巨人に加入するライアン・クック(左)とクリスチャン・ビヤヌエバ【写真:Getty Images】

巨人はビヤヌエバ、クックを獲得し12球団最多の8人

 2019年が幕を開け、球春到来となるキャンプインまであと1か月を切った。各球団は新たなシーズンに向けて着々と戦力整備を進めている。ここから約1か月の間で新たに発表される新戦力もあれば、すでに補強が終了した球団もあるだろう。

 ペナントレースの成績を左右する助っ人外国人たち。キャンプインまであと1か月を切った現時点で、12球団の外国人事情、構成はどうなっているか、見ていこう。(※は今季の新外国人選手)

○セ・リーグ
・広島(7人)
※カイル・レグナルト投手
※ケーシー・ローレンス投手
クリス・ジョンソン投手
ジョニー・ヘルウェグ投手
ヘロニモ・フランスア投手
アレハンドロ・メヒア内野手
サビエル・バティスタ外野手

・ヤクルト(5人)
※スコット・マクガフ投手
※アルバート・スアレス投手
デービッド・ブキャナン投手
デーブ・ハフ投手
ウラディミール・バレンティン外野手

・巨人(8人)
※ライアン・クック投手
※クリスチャン・ビヤヌエバ内野手
テイラー・ヤングマン投手
クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手
スコット・マシソン投手
サムエル・アダメス投手
ホルヘ・マルティネス内野手
アレックス・ゲレーロ外野手

・DeNA(5人)
エディソン・バリオス投手
スペンサー・パットン投手
エドウィン・エスコバー投手
ホセ・ロペス内野手
ネフタリ・ソト内野手

・中日(6人)
※エンニー・ロメロ投手
ジョエリー・ロドリゲス投手
ライデル・マルティネス投手
ダヤン・ビシエド内野手
ソイロ・アルモンテ外野手
スティーブン・モヤ外野手

・阪神(7人)
※ピアース・ジョンソン投手
※オネルキ・ガルシア投手
※ジェフリー・マルテ内野手
ランディ・メッセンジャー投手(今季日本人枠)
ラファエル・ドリス投手
呂彦青投手
エフレン・ナバーロ内野手

 現時点で助っ人を最も多く抱えるのは8選手の巨人。これは後述のパ・リーグと合わせても12球団で最多となる。広島と阪神が、巨人に続く7人となっている。巨人はクックとビヤヌエバを新たに獲得し、投手5人野手3人という陣容。4枠しかない外国人枠の中で、原辰徳新監督がいかにして助っ人を起用していくか、注目だ。

 セ・リーグ3連覇中の広島はレグナルト、ローレンスの投手2人が新たに加入した。ジョンソン、フランスアの2人は1軍当確で、メヒアとバティスタのどちらか1人も1軍に名を連ねるだろう。あと1枠を残る面々で争うことになるだろう。阪神はメッセンジャーが日本人扱いとなるため、投手でガルシア、ジョンソン、ドリス、野手でマルテが基本の外国人布陣となりそう。ここに2年目のナバーロがどう絡んでくるか。

 中日は新助っ人のロメロが、どれだけガルシアの穴を埋めてくれるか。ビシエド、アルモンテの1軍は当確で、この3人に加えて中継ぎ強化ならロドリゲス、打線強化ならモヤが4枠目の選択肢となる。DeNAとヤクルトは現状、助っ人は5人。ヤクルトはブキャナン、バレンティンに続く2枠を残る3人で競争となる。DeNAはロペス、ソト、パットン、エスコバーの4人が外国人枠のファーストチョイスとなりそうだ。

パ・リーグの最多は7人のソフトバンク

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