ロッテ合同新人自主トレ開始 ドラ1藤原12分間走で5人抜き&力強い打撃披露

自主トレに臨むロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】
自主トレに臨むロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】

山室球団社長「みなさんは球団の宝、金の卵。活躍を期待してます」

 ロッテは10日、埼玉県さいたま市にあるロッテ浦和球場で合同新人自主トレをスタートさせた。ドラフト1位の藤原恭大外野手をはじめ9選手が参加。井口資仁監督や今岡真訪2軍監督らが見守る中、キャッチボールや12分間走などで汗を流した。

 気温4度という冷え込みにも負けず、フレッシュな面々がハツラツとした動きを見せた。練習の冒頭では、山室晋也球団社長があいさつ。「皆さんは球団の宝、金の卵ですので、数年後に平成最後の入団世代として大活躍を期待しています」とエールを送った。続いて、井口監督は「みんないい顔しているね」と笑顔を浮かべると、「キャンプインしたら、ドラフト1位もルーキーもベテランもまったく関係なく横一線からのスタート。とにかくキャンプ初日から今年レギュラー獲るぞをいう思いを持って、しっかりと取り組んでもらいたい」と初々しい新人9選手に声を掛けた。

「日本一に貢献できるように頑張っていきたいと思います」と挨拶したドラ1藤原は、12分間走では途中最後尾になる場面もあったが、残り2分くらいから一気にスパート。5人を抜いて3位に食い込む健闘を見せた。ロングティーでは、ドラフトで3球団が競合した才能の片鱗を披露。真っ赤なバットでの54スイングはすべて、力強いライナー性の大きな打球だった。

 2月1日のキャンプインに向け、まずは浦和で万全なコンディション作りに励んでいく。

(Full-Count編集部)

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