西武ドラ3山野辺、源田との二遊間を“妄想”? 「どんなトスが来るのかな」

ノックを受ける西武のドラフト3位・山野辺翔(右から2番目)【写真:安藤かなみ】
ノックを受ける西武のドラフト3位・山野辺翔(右から2番目)【写真:安藤かなみ】

「まずはキャンプでA班に」と謙虚も…「源田さんとの二遊間を目標に」

 13日に西武第二球場で行われた新人合同自主トレで、西武のドラフト3位・山野辺翔内野手が源田壮亮内野手との二遊間コンビ結成を熱望した。

 小学生時代は捕手。セカンドを守るようになったのは中学に進んでからだ。山野辺は「高校では打てなくて、守備をやらされていました」と笑い飛ばす。周りには肩が弱いと言われていたが、遠投をしてみると110メートル。周囲を驚かせた。

 桜美林大学から三菱自動車岡崎に進み、「守備と走塁に力を入れて練習をしてきた」という山野辺。2018年の第89回都市対抗野球では強豪・トヨタ自動車の補強選手として「7番・セカンド」で全試合に出場し、全国の舞台で存在感を発揮した。

 山野辺は「まずはキャンプでA班に」と謙虚に話すが、狙うはもちろん二塁での開幕スタメンだ。「源田さんとの二遊間を目標にやっていきたい。ゲッツーを取りたいですね。どんなトスが来るのかな、優しいボールなのかなと考えています」と“妄想”していることを明かした。現状、今季は二塁手を誰が務めることになるか白紙の状態だ。源田との二遊間コンビ結成へ、山野辺が猛アピールを続ける。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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