西武が2月20、21日に台湾・統一ライオンズと交流試合 2019年初の対外試合に

西武が2月20、21日に台湾・統一ライオンズと交流試合実施を発表【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武が2月20、21日に台湾・統一ライオンズと交流試合実施を発表【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

“ライオンズ対決”は2008年のアジアシリーズ決勝以来

 西武は13日、2019年春季キャンプ期間中の2月20日(水)、21日(木)に台湾のプロ野球チーム「統一ライオンズ」との交流試合を実施することを発表した。この2試合が2019年初の対外試合となる見込み。

 この日、統一ライオンズの本拠地・台湾台南市で行われた「統一ライオンズキャンプ開幕式」に渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャー(GM)が出席。統一ライオンズGM蘇泰安氏とともに、交流試合の実施を発表した。両チームの間では2016年からそれぞれの主催試合で公式ダンスパフォーマンスチームやマスコットが交流するイベントが行われていたが、対戦は2008年のアジアシリーズ決勝以来となる。

 日程は以下の通り。

2月20日(水)13:00 高知県立春野総合運動公園野球場
2月21日(木)13:00 高知県立春野総合運動公園野球場

 入場料金は無料で、公式パフォーマンスチーム、マスコットの出演はないという。また、西武は両球団のGMのコメントも発表している。

○西武球団本部GM 渡辺久信氏(1999年から2001年まで台湾のプロ野球チーム「勇士隊」で選手兼任コーチとしてプレー)
「アジアシリーズ2008決勝戦以来となる、統一ライオンズとの対戦が決定し、大変うれしく思います。この対戦を経験することで両チームはもちろん、アジアの野球全体のレベルアップにつながる良い機会となればと思います。当球団にとって、2019シーズン初の対外試合となりますが、この試合が両チームの良いシーズンのスタートになることを期待しています。最後に、この度、日本にお越しただく統一ライオンズの皆さまに感謝いたします」

○統一ライオンズGM 蘇泰安氏氏
「今年で統一ライオンズは30年周年を迎え、埼玉西武ライオンズとの友好イベント開催も4年目になります。この節目となる年の2月、高知県春野総合運動公園で交流試合を行うことが決まりました。今回は2試合を予定しており、友好イベントを選手の交流試合まで繋げます。球団の本質である球技交流が生まれ、日本と台湾の球団にとって有意義な価値ある時間です。今回の交流試合を通じて、監督から選手、グランドを踏む全ての選手が野球を学び、今シーズン両国共にチャンピオンを取れる事を期待しております。最後に、この度、西武ライオンズ皆さまのご好意に感謝しております」

(安藤かなみ / Kanami Ando)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY