「藤岡に負けているとは思わない」ロッテ三木が1人で自主トレを行うワケ

ロッテ浦和球場で自主トレに励むロッテ・三木亮【写真:(C)PLM】
ロッテ浦和球場で自主トレに励むロッテ・三木亮【写真:(C)PLM】

今オフもロッテ浦和球場を中心に1人で自主トレ

 コアな千葉ロッテファンは、新人合同自主トレが行われているロッテ浦和球場で、三木亮内野手が練習している姿を、毎年目にしているのではないだろうか。

 本人に直接聞いてみると、「1年目はケガとかがあって、手術明けでもあったので、トレーナーの人と一緒にこっちで練習をやっていた。そんなに不自由になることがなかった。ここの環境が一番練習できると思っています。マシンはありますし、土のグラウンドでノックも受けられます。ランニングも問題なくこなせます」と答えがあった。普段から使い慣れ、練習設備が整った場所で、次のシーズンに向けた準備をするのが“三木流”だ。

 選手たちの多くがケガを恐れて、温暖な場所を選んで自主トレを行っているが、三木は違った発想を持つ。

「(これまで)石垣に乗り込んだ時に、体の動きが悪いとか感じたことがないです。(石垣島は)関東より絶対に暖かい。寒いところから暖かいところに行ったら体が動きます」

 他球団の選手と合同自主トレをする選手もいるが、三木は「自分のタイプとかもあると思いますし、秋のキャンプでコーチと相談しながらやっているので、自分のやりたいことが明確になっている。1人でやった方がストレスなく、自分のやりたいことができる」と明かした。

 自主トレが終われば、2月1日のキャンプインから本格的な競争が始まる。

「2月1日から紅白戦というのは、チャンスでもあると思う。そこで結果が出れば、見方も変わってくる」

遊撃レギュラー奪取へ沸き上がる闘志

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