7年192億円 ホワイトソックス、マチャドへの格安オファーに米驚き「大安売りだ」

去就が注目されるマニー・マチャド【写真:Getty Images】
去就が注目されるマニー・マチャド【写真:Getty Images】

米「ESPN」のオルニー記者がツイッターで伝える

 MLBで今オフのFA市場の目玉の1人とされるマニー・マチャド内野手。ドジャースからFAとなったマチャドだが、現時点では今季の所属先は決まっておらず、複数の球団と交渉を続けている。

 そのマチャドに対して、ホワイトソックスが7年1億7500万ドル(約192億5000万円)のオファーを出したと、米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者が16日(日本時間17日)、自身のツイッターで伝えた。。

 オルニー記者は「ホワイトソックスがマチャドに7年1億7500万ドルでオファー」とツイッターで記し、さらに「いろいろな意味で彼らの方法は去年のJD・マルティネスに対するボストンの方法に近い」とした。

 ブライス・ハーパーとともにFA市場の目玉だったマチャド。契約は総額3億ドル超になるとも予想されていたが、ホワイトソックスのオファーはそれを遥かに下回る金額。これにはオルニー記者も驚いたようで「レッドソックスは1億ドルをオファーし、2か月待った。もしホワイトソックスのオファーが最高(のオファー)として浮上するなら、大きな疑問はこれだ:マチャドとヤンキースは再度歩み寄るのか?」とし、マチャド獲得に消極的とされていたヤンキースの動向に言及した。

 米メディア「NBCスポーツ」も、このオルニー記者の速報を引用して記事を掲載。「より良い質問はこうだろう。『もしこれが現在マチャドの受けた最高のオファーならば、なぜ幾多のほかの球団がそれに張り合わないのだろう?』。なぜならマチャドの年齢と能力のような選手にとって7年1億7500万ドルは大安売りだからだ」と指摘した。

「もしここがマチャドへの入札の高止まりだとすれば、ベースボールの労働市場で何かがかなり、相当壊れているということだ。ひょっとしたら意図的に。それ以外に、たった2、3球団しか動いていない合理的な理由がない」とまで記し、「NBCスポーツ」もあまりに割安なマチャドへのオファーへ驚きを隠さなかった。

(Full-Count編集部)

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