日本ハムのドラ1吉田輝星が初ブルペン 捕手を立たせて直球とカーブを23球

ブルペンでの投球を行った日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】
ブルペンでの投球を行った日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】

ブルペン捕手「縦系のいいカーブだった」

 日本ハムのドラフト1位ルーキー、吉田輝星投手(金足農)が18日、千葉・鎌ケ谷で行われている新人合同自主トレで初めてブルペン入りした。午前11時45分から捕手を立たせて23球。「直球を生かすために覚えたい」と現在習得中のチェンジアップは投げなかった。

 この日は直球とカーブだけを投げたが、受けた柴田2軍ブルペン捕手は「軸がしっかりして指にかかり、縦系のいいカーブだった」と語るなど、上々のスタートを切った。投球練習は昨年12月28日に母校の金足農で34球を投げて以来になる。

 前日17日には春季キャンプの1、2軍メンバー分けが発表され、吉田輝は沖縄・国頭村での2軍キャンプからスタートする。だが、1軍がアリゾナから名護に移動すれば、1軍と2軍間のメンバー入れ替えはたびたび行われることが予想されるだけに、キャンプ初日からアピールを続けたい。

「1年目から1軍で活躍したい」と目標を掲げる吉田輝。まずはキャンプ初日に向け、順調に準備段階を踏んでいる。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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