リベラ、ジーターの次はイチロー? 米メディアが選ぶ満票選出殿堂入り候補

リベラの次に可能性があるのは「キャプテン」ジーターか

 並み居る偉人も成し遂げられなかった栄誉に近づくリベラだが、もし達成できなかった場合、前人未到の偉業を達成する名手は出てくるのだろうか。特集では、来年にその候補が登場すると指摘している。その候補とは「キャプテン」の異名で愛された元ヤンキースの内野手で、現在マーリンズの共同オーナーを務めるデレク・ジーター氏だ。記事では「投票者からの巨大な支持を手にしないとは考えづらい」と分析し、得票率は「最低でも95パーセント以上は固い」と予想している。

 リベラとジーターという名門ヤンキースのレジェンドでも実現できなかった場合、史上初の満票選出に期待がかかるのは、伝説の背番号51だという。

 特集では「イチロー・スズキが引退したら、彼はこの候補の筆頭となるかもしれない」と指摘。現在、メジャー19年目に向けた準備を進めているイチローは、史上2人しか達成していない新人王とMVPの同時受賞を達成。10年連続で200本安打、ゴールドグラブ賞、オールスター選出という大記録も実現している。27歳でメジャーの門を叩いた日本の誇る安打製造機こそが、史上初となる満場一致での殿堂入りになる可能性があると評価している。

 一方、現役選手ではドジャースの左腕クレイトン・カーショー投手、エンゼルスの天才マイク・トラウト外野手にも「可能性あり」と分析している。

 これまで数々の偉業を達成してきたイチローだが、引退後もレジェンドたちが成し遂げられなかった難業をクリアしてみせるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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