ドラ1根尾はスタメン? 野手は充実の布陣…12球団オーダー予想【中日編】

高卒1年目からのスタメンを期待される中日・根尾昂【写真:荒川祐史】
高卒1年目からのスタメンを期待される中日・根尾昂【写真:荒川祐史】

根尾を遊撃に置き、京田の二塁が可能性は高いか

 2019年の幕が開け、早くも2週間が経過した。プロ野球界は各地で選手たちが行っている自主トレの模様が話題となり、ファンも2月1日のキャンプインが待ち切れなくなっているのではないだろうか。

 1月も半ばとなり、シーズンに向けて各球団の戦力編成も佳境に入っている。新戦力や新助っ人の加入が続々と発表となり、チームの編成も固まってきた。キャンプインを2週間後に控えたタイミングで、現状で12球団の基本オーダーを予想してみよう。

 今回は、与田剛新監督のもとで出直しを図る中日だ。

1 右 平田良介
2 二 京田陽太
3 中 大島洋平
4 一 ビシエド
5 左 アルモンテ
6 三 高橋周平
7 遊 根尾昂
8 捕 松井雅人
9 投 -

 2013年から6年連続でBクラスに沈み、森繁和監督が退任した中日。2019年は与田剛新監督が就任し、再出発を切ることになる。その目玉となるのが、ドラフト1位の根尾昂内野手だろう。投打で超高校級の実力を見せてきた根尾を、与田監督は1年目から起用するのか。

 大きな期待と希望も込めて根尾の高卒1年目でのスタメンを予想する。注目度もさることながら、遊撃の守備や打撃などは高校時代から際立っている。かつての立浪和義氏がそうだったように、将来的に球界を代表する打者に成長させるためにも、どんどん1軍での経験を積ませていいのではないか。

 中日の主力の野手布陣は充実している。レギュラーはある程度固まっており、アルモンテ、大島、平田の外野は不動だろう。内野も、一塁のビシエドは動かせない。残る二塁、三塁、遊撃を、根尾に加え、京田、高橋、福田、亀澤あたりが競う形となるだろう。

 シーズン中盤から平田が1番として機能していただけに、1番平田、2番京田の上位打線はそのままにし、根尾はひとまずプレッシャーのかからない下位打線に置きたい。プロへの適応次第で、上位に上げるのも手だろう。根尾がプロの壁にぶち当たった場合には京田を本職の遊撃に戻し、昨季同様の布陣が組める。

 捕手は、松井雅が起用の中心となるか。ここに移籍2年目を迎える大野奨らが絡んでくる。肩の強さに定評のある加藤匠馬への期待も、にわかに高まってきている。12球団で最もAクラスから遠ざかっている中日。与田新監督のもと、どんな戦いを見せるだろうか。

(Full-Count編集部)

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