丸、ビヤヌエバ、炭谷、大補強敢行でどうなる?…12球団オーダー予想【巨人編】

リーグ優勝7回、日本一3回に導いている原監督の起用法に注目

 原政権は2015年以来3度目となる巨人はオフに大型補強を決行。広島から丸佳浩外野手、西武から炭谷銀仁朗捕手をFAで補強した。オリックスから自由契約となった中島宏之内野手も獲得。さらに、新助っ人のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手、マリナーズを退団した岩隈久志投手も加えた。

 特に2年連続MVPの丸の加入は大きい。坂本、吉川、丸の上位打線を組むことになれば、一発があり、足を絡めた攻撃もできるため、他球団の脅威になるだろう。また原監督は坂本や丸を2番で起用するプランも示しており、より分厚い上位打線を組む可能性も。4番には昨季史上最年少で「3割30本100打点」を記録した岡本の起用が濃厚。巨人の生え抜き和製大砲として期待がかかる。

 阿部は捕手に復帰することが決まっており、一塁は昨季メジャーで20発を放った長打力のあるビヤヌエバと、広角に打ち分け勝負強い打撃を見せる中島が争う形になりそうだ。右翼は故障さえなければ陽岱鋼か中心か。亀井、重信、ファーム最多安打の松原らも虎視眈々とレギュラーを狙っている。

 捕手は激戦区。開幕投手は菅野が最有力で、となれば、マスクを被るのは小林か。ただ、正捕手として1年間フルで出場するには、長年西武の正捕手を務めた炭谷、そして復帰の阿部との勝負に勝つ必要がある。これまで巨人をリーグ優勝7回、日本一3回に導いている原監督の起用法に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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