西武内海、ファンにユニ姿初披露 悩みを吐露「気も遣われるだろうし…」

出陣式に臨んだ西武・内海哲也【写真:荒川祐史】
出陣式に臨んだ西武・内海哲也【写真:荒川祐史】

高木勇と爆笑誘う「巨人の時は全く目に入らなかったのに」

 西武の内海哲也投手が28日埼玉県所沢市で行われた出陣式で初めてファンの前でユニフォーム姿を披露した。トークショーにも登壇した内海は「ジャイアンツから来ました。16年目の内海です」と挨拶し、抽選で選ばれたファンクラブ会員約1200人を沸かせた。

 FA権を行使して巨人に移籍した炭谷銀仁朗捕手の人的補償として西武に加入した内海は真新しいユニフォーム姿でトークコーナーに登場。舞台上から客席に向けて背番号「27」を披露した。36歳のベテラン左腕は「(加入して)仲良くしていただけるかなと緊張していました。1番年上で入るので、気も遣われるだろうし、気を遣うことになるのかなとそればかり考えていて……」と悩みを明かした。

 そんな不安を払しょくしたのは同じく昨年巨人から加入した高木勇人投手。内海は「(高木勇は)ジャイアンツの時は全く目に入ってなかったのに、心強い」と強烈なジョークで場内の爆笑を誘った。すると、トークコーナーに登壇予定のなかった高木勇がマイクを持って急遽“乱入”。「内海さんにライオンズのいいところを教えようと思ってきました」と、おもむろにチームスポンサーを1社ずつ紹介し始め「このように、西武ライオンズは本当にいいところです」と笑顔で締めくくり、チームの雰囲気のよさをアピールした。

 嵐のように会場の空気をさらっていった高木勇に苦笑いしていた内海だったが、「早くチームに溶け込んで1年間貢献したい」と意気込みを語り、ファンの前で活躍を約束した。

【写真】内海に西武の“良さ“を熱弁する高木勇人

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