鷹、監督コーチ会議始まる 今季は“走塁改革”、工藤監督「走塁で得点力伸ばす」

監督・コーチ会議に参加した工藤公康監督【写真:福谷佑介】
監督・コーチ会議に参加した工藤公康監督【写真:福谷佑介】

ヤフオクドーム内で2月1日からのキャンプに向けた会議を実施

 3年連続日本一を狙うソフトバンクの監督・コーチ会議が29日、ヤフオクドーム内で始まった。工藤公康監督をはじめ、コーチングスタッフやトレーナーなど全スタッフが集結。2月1日のキャンプインを前に、キャンプの組分けや練習メニュー、若手の育成方針などを話し合っていく。

 会議の冒頭で挨拶に立った工藤監督。集まったコーチ陣に向けて「昨年、リーグ2位という中で、クライマックス、日本シリーズと勝って日本一になることができました。ただ、リーグ2位という成績であったということは、ここにる私を含めて全員が悔しい気持ちを持つことがなにより大切だと思います」と今季への思いを語った。

 2019年のチームスローガン「奪Sh!」に込めた思いも伝えた指揮官。「今年絶対にリーグ優勝を奪い変えすという強い気持ちで『奪Sh!』というスローガンにさせていただきました。その中には盗塁であったり、走塁というところで少しでも得点能力を伸ばすという思いがあります」と、今季は“走塁改革”に乗り出す考えを披露した。

「走塁コーチ、守備コーチだけでなく、全員がその思いを持って取り組んでいただきたい。逆に、相手に盗塁や走塁を許さなければ、得点を与えず、こちらが勝つということにも繋がる。走るということが自分には関係ないということではなく、全員で1点を取る、1点をやらない野球をしていくと強い思いを持って取り組んでいただきたいと思っています」とコーチ、スタッフに語りかけ、キャンプに向けた会議がスタートした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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